1/28, 29 葛西臨海水族園
この日はJAMSTECと連携して深海生物に関するイベントをするということなので行ってみた。
ちなみに年パスが1/30で終了&2月から葛西の水族園は改装期間に入るので一旦更新はせずに一区切り。
鳥類園
この日はオープンの30分前についてしまったので鳥類園を観察。
鳥類園の他に干潟なんかもあるのにいつも水族園だけで終えてしまうのはもったいないと思いつつもなかなか足がまわらないのでいい機会だった。
正月に近所を散歩して21種類の鳥を見つけたなんて行っていたが、この日はその時には出会わなかったアオジとホシハジロを含めて7種の鳥に遭遇できた。
アオジ、ホシハジロ、ハト、ヒヨドリ、ジョウビタキ、シロハラ、そしてオナガである。
せっかくの酉年だし、どこかでちゃんとまとめよう。
ジョウビタキ
構図はイマイチだけどいいタイミングで撮れた!(まぐれ)
2月は水族園が休園なので鳥類園に来るいい機会なのかもしれぬ。
水族園
ちなみに年パスは2800円、通常入場料が700円なので損益分岐点は4回。今回は8回行けたので1回毎の入場料が350円計算。安い。
深海展示に向かおうとしたらミツクリザメが!
ここでもセブンティーン付録のマクロレンズ(参考)が活躍してロレンチーニ瓶等をウハウハと撮っておいた。
最近ボランティアさんによるこういったワゴン展示が多くて本当に面白い。
この後JAMSTEC協力の深海展示があったのだけど一旦そちらは後回しで引き続き通常展示を紹介していく。
飼育員さんによると餌はブラインシュリンプを与えているが、タコは飼育が難しく大人になってくれるかは難しいとのこと。
育ってくれるといいなぁ。
この水槽を上から眺められるのも葛西の面白いところ。
神々しいアオリイカ。とても美しく、美味しい。
葛西の飼育員さんのアピールポイントであるイカ水槽。たまにタコに変わったりするのだけど、タコは潮溜まりコーナーでも展示しておりあくまでイカの展示をしたいとのことだった。
アマモ場で変な塊を発見。飼育員さんに確認したところ貝の卵だと思うがどの貝か不明とのこと。
こんなにいっぱいあるのに!
深海コーナー
こちらは常設の深海コーナー
ウミエラ。砂の中は深くなく、出ている円錐部と逆円錐程になっているとのこと。それでもそこそこの水流でもポロッと抜けてしまわないというのが驚き。
ところで自分の持ってる一眼&レンズだとこの水槽はうまく撮れないので諦めてiPhoneで撮るのだけど、どんなレンズ使うといいのでしょう?
深海ラボ×JAMSTEC──骨も残さぬスカベンジャーたち
ということで本来の目的へ。 土曜は葛西臨海水族園スタッフさんによるレクチャー、日曜はJAMSTEC研究員さんによるレクチャー。
興味深かったのが、葛西臨海水族園においては展示、飼育を担当する飼育係と収集等を担当する調査係がそれぞれ独立していて、他の園館にはあまりないであろう。というお話。
収集や展示における深海生物固有の悩み等を聞くことができた。
JAMSTEC研究員の藤原義弘さんによるレクチャーは「クジラが支える深海の生命」
10種大型鯨類の生息数はおよそ150万頭で、年間8万頭が死んでいく。この死骸の内多くは深海に沈んでいき、他の生物のごちそうになっていく。
そんな死骸上に形成される生態系のお話が中心だが、その観測が難しい。ただ深海に潜ってもいいタイミングでクジラの死骸が見つかるわけでもなく、研究のためにクジラを犠牲にするわけにもいかない。一般的には打ち上げられたクジラの死骸を沈めて利用するが、JAMSTECではしんかい6500の利用申請に書類書類で1年かかるということでこちらもタイミングが難しい。
ある時5m程でJAMSTECが持つ冷凍庫で保存できる座礁死骸を入手でき、これをしんかい6500調査のタイミングまで取っておき利用することで調査ができたとのこと。
JAMSTEC藤原さん、研究内容も面白いがご自身も写真が好きで深海生物写真業界では有名とのこと。
美しい写真でいっぱい! www.nhk.or.jp
締め
Flickrにどっかどっか写真上げておいても人に見せられる状態じゃないよなー。と思いちょっとずつブログにまとめていくことにしようと思った次第。さて、いつまで続くのやら。
その他の写真はアルバムにまとめてあります(663枚)